利用規約
「やさいバス」会員利用規約
この規約は、やさいバス株式会社(以下「当社」という。)が運営する商品の小規模物流共配サービス「やさいバス」(以下「やさいバス」という。)を利用するすべての利用者に適用されます。
第 1 章 総則
第 1 条(目的および事業の概要)
「やさいバス」は、当社が実施する、商品の小規模流通・共配サービスであり、商品の流通・共配による効率化により、低コスト化を目指す事業です。
「やさいバス」は、当社が認める商品に限りサービスを行います。購入希望があった商品に関して、当社は出荷者から仕入れ購入し、購入希望のあった購買者へ売り渡します。また、購買者から代金が支払われた以降に、出荷者に出品の代金をお支払いいたします。その場合、出荷者が当社に支払うべき手数料及び支払方法、当社がお預かりした商品の対価を出荷者に支払う方法については本規約に記載した通りとします。
第 2 条(定義)
本規約の中で使用される以下の各用語は、次のとおりとします。
1.【本システム】 「やさいバス」を利用するための会員登録、集荷予約、集荷・受け渡し情報の通知、運送状況の確認その他のサービスを提供するやさいバス専用システム
2.【会員 ID】 当社から会員に対して割り当てられる本システムの利用に必要となるID
3.【利用会員】本規約を承認し、「やさいバス」を利用するために 当社所定の入会登録を行い、当社がその入会登録を承認した個人および法人
4.【出荷者】 利用会員のうち、「やさいバス」を利用して食料品の販売ならびに配送を依頼する会員
5.【購買者】 利用会員のうち、「やさいバス」を利用して食料品を購入する会員
6.【食料品】 出荷者が生産、製造、捕獲した食料品
7.【商品】出荷者から預かった食料品
8.【バス停】 商品の引受け、引渡しおよび一時預かりをする拠点として、当社が指定した場所
9.【本規約】 本「やさいバス」会員利用規約
第 3 条(規約の変更・追加)
1.本規約は、当社の都合により任意に変更することがあります。変更内容については、本システムまたは当社ホームページに掲載する方法にて公表するものとし、公表の際に定めた施行日から変更後の規定に従うものとします。
2.利用会員は、前項の内容を十分に理解し、定期的に本規約の最新の内容を確認する義務を負うものとします。
3.当社は、本規約の変更・追加により利用者が被った損害につき一切の責任を負わないものとします。
第 2 章 利用会員登録および退会
第 4 条 利用会員登録
1.「やさいバス」の利用を希望する者は、本規約にしたがって「やさいバス」を利用することを承諾のうえ、当社に対し、所定の様式にて利用会員登録を申し込み、当社がこれを承認して本システムに登録されなければ、「やさいバス」を利用することはできません。
2.利用会員が利用会員登録をしたことにより生じた損害および会員が前項の規定に違反したために被った損害に関し、当社は一切責任を負いません。
第 5 条(利用会員登録の拒否事由)
次の各号のいずれかに該当する者は、利用会員となることはできません。
(1)暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者(以下「暴力団員等」という。)
(2)暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること
(3)暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
(4)自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること
(5)暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
(6)役員または経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること
(7)公の秩序または善良な風俗を乱す恐れがあると 当社が判断した者
(8)その他 当社が利用会員に相応しくないと判断した場合
第 6 条(変更事項の届出)
1. 利用会員は、利用会員登録の際に 当社に届け出た事項に変更が生じた場合は、速やかに 当社に対し、所定の様式にて届け出てください。
2. 利用会員が、当社に届け出た事項に変更があったにもかかわらず、利用会員が前項の変更の届出をしない場合、当社は、登録内容の変更のないものとして取り扱います。また、変更手続きには一定の期間を要するため、変更の届出があった場合でも、変更手続き完了までに行われた取引や各種手続きは、変更前の情報をもって利用会員の情報として扱います。
第 7 条 禁止行為
1. 当社は、利用会員が、以下の各号に掲げる行為を行うことを禁止します。利用会員がこれらの行為を行ったと 当社が判断した場合、当社は、当該利用会員に対して催告のうえ、当該利用会員が掲示した情報の削除、当該利用会員による「やさいバス」の全部または一部の利用停止、利用会員登録の取消、その他 当社が必要と判断する措置を講じることができるものとします。
(1) 本規約に違反する行為
(2) 法令違反を助長する行為またはそれらのおそれのある行為
(3) 前各号の他、当社が不適切と判断した行為
2. 前項の措置を講じたことにより、利用者に損害または不利益が生じたとしても、当社は一切責任を負いません。
第 8 条 利用会員資格の取消等
1. 当社は、利用会員が下記のいずれかに該当したと 当社が判断した場合、事前の通知なく、「やさいバス」の一部または全部の利用停止、または、利用会員登録の取消をすることができます。その場合、当社はその理由を説明する義務を負わないものとします。
(1) 法令に違反する行為があった場合(事業の取消または停止等の行政処分を受けたときを含む)、または本規約に著しい違反があった場合
(2) 利用会員が、当社に対して、故意に虚偽の情報を申告し、これを登録させたと 当社が判断した場合
(3) 利用会員が、支払不能、銀行取引停止処分を受けた場合、破産、民事再生、個人再生、会社更生その他適法な倒産手続開始の申立てがなされた場合
(4) 利用会員が、第三者の申立てによって重要な財産に対する強制執行、競売開始決定、保全処分の決定もしくは滞納処分がなされた場合
(5) 利用会員が、当社への支払を遅滞した場合で当社が催告したにもかかわらず相当期間内にこれを支払わない場合
(6) 他の利用会員や第三者に不当に迷惑をかけたと 当社が判断した場合
(7) 他の利用会員や第三者とのトラブルの発生率が、故意・過失を問わず、一定水準を超えた場合
(8) 当該利用会員に起因する事情により、本システムの継続的な提供が合理的な理由により困難であると 当社が判断した場合
(9) 他の利用会員、第三者または 当社の財産、名誉、信用、プライバシーもしくは著作権、パブリシティー権、商標権その他の権利を侵害する行為、侵害を助長する行為またはそれらのおそれのある行為が認められた場合
(10) 本システムの利用に関連して知り得た 当社または他の利用者の秘密に属すべき情報を開示、公開する行為
(11) 本システムを利用して他の会員または第三者を他のシステム等に誘導する行為
(12) 本システムを介さずに行う直接取引やそれを勧誘する行為
(13) 本システム外で本システムおよび本システム付随機能を商業目的で利用する行為、無限連鎖講およびマルチ商法、またはそれに類するもの、その恐れのあるもの、あるいは当社が無限連鎖講およびマルチ商法、またはそれに類するもの、その恐れのあるものと判断する内容を掲載する行為
(14) 第5条に規定する利用登録拒否事由に該当した場合
(15) 利用会員が 当社または第三者に対して、次のいずれかの行為を行ったことが明らかとなった場合
(ア) 暴力的な要求行為
(イ) 法的な責任を超えた不当な要求行為
(ウ) 取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
(エ) 風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて相手方の信用を毀損し、または相手方の業務を妨害する行為
(オ) その他(ア)から(エ)に準ずる行為
(16) その他 当社との信頼関係が破壊されたと 当社が判断した場合
2.利用会員が、前各号のいずれかに該当する場合、利用会員資格の利用停止、取消等の有無にかかわらず、当社は利用会員が登録した住所または 電子メールアドレスに対して通知することにより、利用会員の期限の利益を喪失させることができ、利用会員は当社に対して有する債務の一切を直ちに支払わなければならないものとします。
3.当社は、本条の措置により利用者に生じる一切の損害について、直接的か間接的かを問わず、一切の責任を負わないものとします。
第 9 条(地位譲渡の禁止)
利用会員は、本規約にもとづく利用会員資格・会員 ID・パスワードを第三者に譲渡・売買・質入・貸与・賃貸、その他形態を問わず処分することはできません。
第 10 条(退会)
利用会員は 当社に対し所定の手続きを行うことにより、いつでも利用会員登録の抹消(以下「退会」といいます。)を求めることができます。ただし、退会の手続を行った時点で、当社に対する債務が存する場合には、当該退会利用会員は、退会後であっても当該取引が完了するまでその履行に関し、本規約に服することとします。
第 3 章 流通業務
第 11 条(商品)
1.「やさいバス」により流通できるものは、食料品、その他当社が認めた商品に限ります。酒類、生肉は販売免許の関係上、お取り扱いできません。「やさいバス」は食料品、その他当社が認めた商品(以下、「商品」という。)以外のものは流通できません。食料品のうち、加工食品においては、食品表示基準に沿った表示(一括表示、栄養成分表示等)を出荷者の責任において行うこととします。
2.梱包された内容物が商品以外のものと疑われる場合、当社は、出荷者の同意を得て、その内容を点検することができます。ただし、緊急またはやむを得ない場合は出荷者の同意なしに点検を行う場合があります。また、食料品以外のものであって、当社が流通につき不適当と判断する場合は当該物をバス停に残置することがあります。
3. 梱包された内容物が商品であったとしても、虫害、腐敗等が生じており、トラックへの積載が合理的に不適当と判断される場合はバス停に残置することがあります。この場合、当社は一切責任を負わず、出荷者は補償や再納品に関し当社の指示に従うものとします。
第 12 条(バス停の利用範囲と利用時間)
1. バス停の利用は、各バス停につき、当社が指定した範囲及び時間に限ります。
2. 当社はバス停を新設ないし、改廃することがあり、その変更方法等については前項に準じて取り扱うものとします。
第 13 条(利用バス停及び利用方法について)
1.利用会員は、当社が利用会員の氏名、法人の場合はその名称、所在、電話番号、集配場出入り車両名、車両番号をバス停の敷地提供者に対して開示することについて承諾したものとします。
2. バス停内に駐車することができる車両は、当社からの事前説明及び本システム内に掲載される各バス停の利用時注意事項に従って駐車しなければなりません。
第 14 条(受発注)
1. 本システムを用いて、出荷者が商品に関する価格・数量等の情報を掲載し、それに対し購買者が発注した時点で、当社と出荷者との売買契約及び当社と購買者の売買契約が成約します。第17条の取消手続きを行わないまま、出荷がなされないことが頻回行われたり、大量の出荷予約をしたにもかかわらず、集荷時間になってその全てを取消すなど、当社が悪質であると判断した場合には、当社は、損害賠償として、当初出荷予約がなされた商品代金の3倍相当額を請求することができます。
2. 購買者は、購入する商品の納品予定日に対し、出荷者が提示する取扱い期限までに本システムを用いて、発注を行わなくてはなりません。注文確定を行わず、出荷予定日の2日前の17時(以下、標準取扱い期限)取扱い期限以前の注文は予約扱いであり、標準取扱い期限に自動的に発注を確定します。
3.出荷者は、本システムを用いて受注内容を確認し、取扱い期限以前に変更が必要な場合は当社に通知の上、変更が可能になります。
4. 本システムでは、受注と同時に運送の手配が自動的に行われます。あらかじめ設定された1箱あたりの出荷単位数から、必要な出荷箱数を計算しますが、不具合が生じた場合は速やかに当社に通知ください。
5. 配送能力、積込状況、システム状況によっては出荷予約が受付不能の場合があり、その場合、出荷予約できないことを会員は予め承諾するものとします。
6.運送手配は本システムを利用しない、または、個別の手数料計算が発生する場合に限り、別途見積を提出したのち、受発注の手続きを行う場合があります。
7.商品は、段ボールに梱包、または、当社指定の折り畳みコンテナに入れたものに限ります。出荷者は、商品の梱包に際し、泥を落とし、水漏れが無いことを確認するほか、梱包物からの内容物のはみ出しをなくし、段積みが可能な状態にするなど、運送に適するよう梱包しなければなりません。梱包の方法が配送に適さない場合には、当社は、運送の引き受けをお断りすることがあります。
8.出荷者は、食料品に痛みや、腐敗、瑕疵(以下「瑕疵等」といいます。)がある場合は、当社の指示に従い食料品を提供し、かつ当社の指示に従い当社及び購買者に補償を行うものとします。なお、出荷者が当社の配送に原因があって商品に瑕疵等が生じたことを証明した場合はこの限りではありません。
第 15 条(出荷および受領方法)
1. 出荷者は、前条により受注した商品を出荷バス停、集荷時間に、指定のラベルを添付して持参し、バス停の所定の場所に納め込むことで当社との受け渡しが完了したこととなります。
2. 出荷者は、出荷当日になり、予め算出された出荷箱数に収まらない場合、もしくは、出荷箱数より少ない箱数で出荷できる場合、直ちに当社へ通知ください。
3. 前条により予約した集荷時間経過後に商品をバス停に持参しても、当社はこれを引き受けることはできません。
4.当社は、商品を購買者が指定したバス停の所定の場所に納め込むことで購買者との受け渡しが完了したこととなります。
5. 当社は、運送および集配業務を当社の判断により協力会社に委託することができるものとします。背景としては、白ナンバーしかない卸会社が一旦所有権をうつして運んでもらうためです。
6. 本規約に記載のない配送業務に関する規定は当社所定の標準貨物自動車利用運送約款によります。
7.当社は、以下の事由がある場合には、当該事由が生じた時点で出荷予約の変更及び取り消しを行うことができます。この場合、当社は出荷者及び購買者に対して速やかに、運送不能ないし残置の旨を通知するものとします。
(1) 運行地域において自然災害により 2つ以上の警報が出ている場合
(2) 自然災害、事故または紛争等により「やさいバス」の運行ルートが寸断された場合
(3) 商品の量が運送可能な量を超過したことが判明した場合
(4) その他商品の運送が困難になる事情が生じた場合
第 16 条(利用料金)
1. 利用料金とは、本システム利用料と配送手数料から構成されます。
2. 購買者は、当社に対し、システム上に表示される利用料金を支払わなければなりません。
3. 利用料金は購買者が荷物を受領し、受領確認を行った時点で、金額が確定します。但し、受領確認がない場合でも、配送予定日の当日20時(ヤマト配送及び運用上の取り決めがなされた取引については、配送予定日の2日後の20時)には、自動的に受領完了となります。
4. 購買者は、利用料金を以下3種類のいずれかの方法で支払うものとします。(法人の方以外は、クレジットカードのみとなります。)
1)クレジットカード(納品ごと都度決済)
2)口座引落(月末締め、翌月27日引落し。金融機関が休業日の場合は、翌営業日。)
3)銀行振込(月末締め、翌月末払)
当月分の請求書は翌月月初にご登録のメールアドレスに送信いたします。銀行振込で原本郵送をご希望の場合は、請求書1通につき300円(税別)の費用が発生し、これを当社に支払うものとします。
5. 出荷者が商品の料金を0円に設定するには、別途契約が必要となります。無断で設定し、売買がなされた場合は、当月費用として5万円(税別)を請求することができます。
6. 当社は購買者から支払われた金額から、当社が別途通知する所定の料率を掛け合わせるなどして算定した手数料を控除した金額を出荷者の銀行口座に振込送金する方法にて支払います。尚、支払条件は出荷日における当月分を月末締め、翌月末払とし、振込手数料は当社が負担するものとします。但し、1カ月の入金額が5,000円未満の場合は、振込手数料を差し引いた金額にて入金するものとします。また、入金額が振込手数料に満たない場合は、次月以降に繰越いたします。
7. 出荷者の支払金額については、翌月5日にサイト上へ支払通知書を掲載することで、通知したものとします。出荷者は金額を確認し、内容に相違がある場合は発行日から5日以内に当社へ連絡し、金額の変更が必要と判断された場合は、翌月精算で処理します。
8. 当社は、利用料金表料金に変更があるときは、その 1 か月以上前までに告知をします。
9.本システムを利用しない受発注で対応した取引については、個別見積に応じた金額にて処理するものとします。
第 17 条(出荷予約の取消)
第14条1項で定める契約の成立以降は、出荷者並びに購買者ともキャンセルは、一切お受けできません。
第 18 条(荷物の引渡し)
1. 当社は、出荷予約時に出荷者から指定されたバス停・受渡し時間にて、指定された購買者に対して商品を引き渡します。ただし、交通事情等により、出荷予約時に指定された受領時間に指定バス停に到着できない場合があります。なお、交通事情等による「やさいバス」の遅延につき、当社は責任を負いません。
2.当社は、指定された受け渡し時間に購買者が到着せず、商品を引渡せない場合には、指定されたバス停に商品を残置いたします。
第 19 条(残置商品の取扱い)
1. 利用会員が、規定の時間内に出荷及び受領することができないため、バス停に置かれた商品については、当社は一切責任を負わないものとします。
2. 当社は、利用会員が 当社への届出を行うことなく 24 時間以上バス停内に商品を残置した場合には、利用会員の同意を得ないで、他の場所へ移動、処分、もしくは廃棄できるものとします。ただし、一部指定の一時保管機能をもつバス停で預かる商品を、約定の預かり時間内において保管する場合についてはこの限りではありません。
当社は、前項に従い商品の処分もしくは廃棄を行った結果、利用会員が被った損害について一切責任を負わないものとします。
第 20 条(免責)
1. 当社は、バス停内に置かれた商品が紛失及び棄損した場合、当社に故意または重大な過失がない限り、一切責任を負いません。
2. 当社は、バス停内にて発生した車両事故や盗難等の事件について、当社に故意または重大な過失がない限り、一切責任を負いません。
3.「やさいバス」は、商品の数量、種類、品質については、当社に故意または重大な過失がない限り、一切責任を負いません。
4. 出荷者が食料品以外の物を「やさいバス」を使って配送した場合、当該物の滅失について、当社は一切の責任を負いません。
5. 当社は、当社が配送を引き受けていない食料品、残置された商品につき、一切の責任を負いません。
6. 利用会員が当社に届け出るべき事項に虚偽があった場合、または変更すべき事由が生じているのにこれを怠った場合で、利用会員に対する通知や書類等が延着し、または到達せず、利用会員に損害が生じたとしても、当社はその責任は負わないものとします。
7. 出荷者の梱包、箱詰めが不十分な場合で、商品が毀損、ないし滅失した場合、当該損害につき当社は責任を負わないものとします。
8. 万一、出荷者と購買者の間での商品に関する紛争が生じた場合は、当社の責めに帰すべき事由がある場合を除き、当社は一切の責任を負わないほか、出荷者及び購買者間で解決するものとし、当社は関与しないものとします。
9. 社会的騒擾その他事変、不可抗力による火災・停電、地震、洪水、津波、高潮、大水、暴風雨、地滑り、山崩れ等の天災地変または公権力の発動による運送の差止め、運送物の開披・没収・差押え、または第三者による正当な引渡し命令等による履行不能、履行遅滞が生じた場合
第 21 条(損害賠償)
商品受領後に、当社の過失により商品を滅失または棄損し、利用会員に損害を被らせた場合には、その損害の責任を負います。ただし、その限度額は、滅失・棄損した商品の販売価格とします。また、特別損害、逸失利益は賠償の範囲に含まれません。
第 22 条(サービスの中断)
1. 当社は、システムの保守、システム障害対応、天災等の不可抗力、その他技術上、運用上の理由により、「やさいバス」の運行を中断する必要があると判断した場合、事前に会員および第三者に通知することなく、「やさいバス」を一時的に中断できるものとします。
2. 当社は、前項の措置に関連して、利用会員等に損害または不利益が生じたとしても、一切責任を負わないものとします。
第 23 条 サービスの終了・変更等
1. 当社は、何らの予告なく、当社の任意の判断で、「やさいバス」の全部または一部を終了・変更・追加できるものとします。
2. 当社は、前項の「やさいバス」の終了・変更・追加に起因する一切の損害について、利用会員および第三者に対して一切責任を負いません。
第 4 章 本システムの利用
第 24 条 本システムの役割
1. 本システムは、利用会員が「やさいバス」を利用するため、出荷者と当社の間及び当社及び購買者の間の食料品の受発注、出荷予約、配送段階及び受領の確認等を行うほか、商品の各売買契約の代金の支払いを行うサービスを提供いたします。
2. 本システムを利用した出荷者と当社、当社と購買者の食料品に関するそれぞれの売買契約は、出荷者、購買者いずれもシステム上のキャンセルが不能になった時点でいずれの売買契約も成立するものとします。
3. 当社は、本サービスを提供するのみならず、自ら出荷農作物の出荷者及び購買者となることがあり得ます。会員は予めこれを承諾するものとします。
4. 当社から会員に対する通知は、本システムへの掲示その他 当社が適当と判断する方法・範囲で行うものとします。
5. 前項に定める通知は、当社が当該通知の内容を本システムに掲示した時点から効力を有するものとします。また、前項に定める通知をメール配信等により実施した場合には、当該通知を利用会員等に発信した時点から効力を有するものとします。
6. 当社からの通知および連絡が不着であったり遅延したりといったことによって生じる損害において、当社は一切の責任は負いません。
第 25 条 利用環境の整備
1. 利用会員は、本システムを利用するために必要な通信機器、ソフトウェア、その他これらに付随して必要となる全ての機器を、自己の費用と責任において準備し、本システムが利用可能な状態に置くものとします。また、自己の費用と責任で、任意の電気通信サービスを経由して本システムに接続するものとします。
2. 利用会員が利用した機器・回線・ソフトウェア等により生じた責任および損害、並びに、利用会員がサービスを利用する上での過誤による責任および損害は、利用会員が負うものとし、当社は会員の故意や過失の有無を問わず、一切責任を負いません。
第 26 条 会員 ID とパスワードの管理
1. 本システムの利用についての利用会員の確認は、会員 ID とパスワードにより行うものとします。
2. 利用会員は、登録した会員 ID とパスワードを利用会員自身の責任の下で管理するものとします。利用会員は、パスワードは第三者から容易に推測されないものに設定し、会員 ID 及びパスワードを他人に知られないよう管理しなければなりません。
3. 当社は、本条 1 項の方法にしたがって本人確認をして本システムに入力された情報は、会員 ID やパスワードにつき不正使用その他の事故があっても、利用会員本人により入力されたものとして扱い、そのために生じた損害について、責任を負いません。但し、当社の故意や過失により利用会員 ID およびパスワードが第三者に知られた場合はこの限りではありません。
4. 利用会員は、会員 ID およびパスワードの情報が第三者に漏洩した場合、速やかに当社までご連絡ください。この届出に対し、当社は、当該会員 ID とパスワードによるサービス利用の停止または終了の措置を講じますが、その情報漏洩によって生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。
第 27 条 本システムについての非保証
1. 当社は、サービスに関連するコンテンツの中に、コンピュータウィルスなど有害なものが含まれていないことを保証しないものとします。当社は、サービスに関連するコンテンツの中に、コンピュータウィルスなど有害なものが含まれていたことにより生じた一切の損害について、利用会員等および第三者に対して一切責任を負わないものとします。
2. 当社は、本システムへのアクセス不能、会員のコンピュータにおける障害、エラー、バグの発生等について、一切の責任を負わないものとします。
3. 当社は、コンピュータ、システム、通信回線などの障害により、会員等および第三者に生じた一切の損害(データ消失、システムの中断、不正アクセスなど)について、責任を負わないものとします。
第 5 章 その他
第 28 条 個人情報の取扱規定への同意
1. 利用会員の個人情報は、当社の定める個人情報保護方針に従って取り扱われます。
2. 利用会員等は、「やさいバス」の利用の前に、当社の個人情報保護方針を必ず確認し、その内容に同意の上、「やさいバス」をご利用ください。個人情報保護方針に同意できない場合は、「やさいバス」をご利用いただけません。
第 29 条 当社の知的財産権
1. 「やさいバス」事業及び本システムに含まれる工業所有権、ノウハウ、プログラム、著作権その他の知的財産権およびそれらに関連する全ての権利は 当社に帰属するものとし、あらかじめ 当社より書面による承諾を得た場合を除いて、これらの複製、利用、販売などはできないものとします。
2. 当社は、卸売業者として商品を自ら買い受けることがあり、その場合、当該商品を第三者に販売するために商品に関する利用会員の宣伝、評価、コメントの全部または一部を本システム内外で利用することがあります。また、この場合、出荷者、購買者の名前を表示する場合、またはしないことを当社の判断にて決定することがあります。出荷者及び購買者はこれを予め承諾するものとします。
3. 当社は、前項のほかに本システムの利用促進のため、宣伝・広告のためホームページ、雑誌等に利用会員の宣伝、評価、コメントの全部または一部を本システム内外で利用することがあります。また、この場合、出荷者、購買者の名前を表示する場合、またはしないことを当社の判断にて決定することがあります。出荷者及び購買者はこれを予め承諾するものとします。
第 30 条 広告・リンク先に関する損害
利用会員等が書き込んだ他のウェブシステムやリソースへの URL により、そのリンク先で生じた直接的または間接的な損害について、当社は一切責任を負いません。
第 31 条 システム障害による代替運用
1.本システム側に起因する障害が発生した場合、当社は、別途システムトラブル時対応マニュアルにて対応をします。
2. 第 25 条の利用会員のアクセスの仕方や環境に起因する障害について、当社は責任を負いません。
第 32 条 準拠法・裁判管轄
本規約は日本法に基づき解釈されるものとし、利用会員と 当社の間で生じた紛争については、当社の本店の所在地を管轄する地方裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。
以上
付則
2018年7月5日 制定・施行
2019年3月30日 改訂
2020年2月15日 改訂
(改訂内容) 第16条3項 「請求額は納品日における月末締め翌月末払」を「請求額は受注日における月末締め翌月末払」と変更
2020年11月20日 改訂
(改訂内容) 第 11 条 内容変更。
2022年1月10日 改訂
(改訂内容) 第 11 条 加工品の記述を追記。第16条 [口座振替]の内容詳細を追記。
2022年11月1日 改訂
(改訂内容) 第 16 条 購買者請求の締日を受注→納品日に、出荷者支払の締日を受注→出荷日に変更。
2023年4月1日 改訂
(改訂内容) 第 16 条 銀行振込の請求書送付方法について詳細追記。
2025年3月1日 改訂
(改訂内容)
第 14条 運送手配について個別案件内容の記載を追記。
第 16条 自動受領完了について追記。出荷者への入金額が5,000円未満の場合についての振込条件について追記。
その他全体 本システムとの表現の統一。「出品者」→「出荷者」、「受領者」→「購買者」